2019年1月30日、国際文化学部と国際人間科学部の主催で、全日本空輸株式会社の新居勇子上席執行役員による公開講演会「ANAにおける女性の活躍推進と地域創生について」が開催されました。
新居氏は、2014年にANAで客室乗務員経験者以外での初の女性執行役員となり、現在はウィーン、ハワイ、パースをはじめとする海外路線の新設・拡充を推し進める関西支社長として西地区の営業を統括しています。
講演の前半では、神戸で生まれ育った自身のキャリアを振り返りながら、ANAにおける女性の活躍やダイバーシティ & インクルージョンの推進について説明。後半は「ANAのふるさと納税」や「ONSEN・ガストロノミーツーリズム」をはじめとした、ANAによる地域活性化や自治体との協働についての実例紹介がありました。
また、2019年テニス全豪オープンで優勝した大坂なおみ選手とのスポンサー契約など、ANAのスポーツを通じての社会貢献についての言及もありました。会場には、観光や地域振興について学んでいる学生や、就職活動をひかえて自身のキャリア形成について考えている就活生らが多数参加しました。他にも御影高等学校や神戸松蔭女子学院大学など近隣の教育機関からの参加者もみられました。このたびの講演は、新居氏をはじめ全日本空輸関西支社の協力により開催されたもので、当日は盛況のもと終了しました。